瀬口たかひろのBLOG

マンガ家の日々を綴るブログだけど、マンガ成分は少なめかもね

新連載始まりました

ブログをさぼってる間に新連載がふたつ始まっています。

ひとつはヤングアニマルで『イロモンガール』。

原作はお笑ライターのラリー遠田さんで、若手女芸人ちゃんたちの奮闘を描く物語。

http://natalie.mu/comic/news/158380

もう一つはヤングチャンピオン烈で『SMELLS LIKE TEEN ×××』で、こっちは前からやってみたかったオネショタ。

http://natalie.mu/comic/news/160102

『イロモン…』はもう始まって1か月くらい経ちますが、『SMELLS…』のほうは昨日発売です。

ていうか、このタイトル覚えにくいし、言いにくいですよね。

横文字タイトルってタダですら敬遠されることが多いので普通なら編集部で却下されると思うんですけど、なぜかこの作品に関してはノリで通っちゃいました。

そもそもコメディー要素があまりないお話なんですけど、僕にこんなもの描かせてくれるっていうのも……、ノリで決まったのかなw

そんな流れだったので、カラーイラストも悪ノリして普段できないことばかり詰め込んで描いてみました。

通常、僕のようなタイプの作家は〝ヒロインがカメラ目線で笑顔〟っていうのがセオリーなんですけど、カメラ目線でもないし笑顔でもないし、そのうえヒロインの顔に影がかかってるし…、っていう。

デザイナーさんのタイトルロゴの入れ方なんかもすごく冒険しつつ遊んでて、とても楽しい企画になっています(僕が)。

そう、ぶっちゃけていうとこの作品は完全に僕が楽しむための作品になってます

あんまり読者の方のことを考えていません。

すいません。

漫画家人生で一度くらいこういう作り方をしてもいいかな、と。

ちなみに世間ではよく「自由に描かせてくれる秋田書店」なんて言われますが、僕に限って言えば秋田書店以上に打ち合わせに厳しいところはなかったんですよ。

そのおかげで鍛えられたのですごく感謝しているのですが、それがここにきてまさかのFREEDOM

僕が楽しんじゃってるので皆さんによろしくお願いしますとは言えないのですが、趣味の合う人がどこかにいるかもしれないとは思いますのでそういう方に届けばいいなと思います。

発売されたばかりだから『SMELLS…』の話ばかりになっちゃったけど、『イロモンガール』も書きたいことはいろいろあるんですよね。

でも、長くなっちゃうから今日はここまでで。

『SMELLS…』なんかいい呼び方ないかなー。