瀬口たかひろのBLOG

マンガ家の日々を綴るブログだけど、マンガ成分は少なめかもね

水谷優子さんの訃報

最近著名人の訃報が多い気がするけど、今日の水谷優子さんのソレにはたいへん驚かされました。
僕にとってはジリオンのアップルとか、シュラトのラクシュとか…大好きな声優さんのひとりです。

今年はじめにあった某社の新年会ではあかほりさとる先生に『ボク水谷優子さんが大好きなんです!』なんて謎のアピールをしたり……。
そんなこと言われたってあかほり先生だって困っちゃうよね(^^;;
でも、いろんなエピソード聞かせてくれて楽しかったな。

漫画賞に応募してた新人の頃、ヒロインに水谷優子って名前つけてた痛い過去もある。

あの頃はマンガとアニメにどっぷりだったから、毎日のように彼女の声を聞いてました。


日本中に僕みたいな気持ちの人がいっぱいいるんだろうな。
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夜はランニング。
福岡タワーとヤフオクドームの灯りが綺麗でした。

ツンの日

今日は原稿あげて一杯。

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僕の好きな〝ツン〟という焼酎。

ツンっていうのは西郷隆盛の飼っていた犬の名前らしいんですけど、まあそんなコトはどうでもいい(笑)。
味はツンって感じではなくわりと芋くさくて甘いです。
 
ここはアビスパサポーターの集まるお店で、今はナビスコ杯の観戦中。
 
で、…負けた。
んー……。 

P・Nの由来

今日はネタがなかったんで“お題スロット”を回したら「ブログ名・ハンドル名の由来」]ってのが出たので、ペンネームについて書こうと思います。

ただ由来もクソもないっていうか本名なんですけどね。

 

成人向けの方ではすでに「まついもとき」っていうP・Nで仕事してたんですけど、当時の一般誌にはまだ“エロと同じ名義で仕事をするのを嫌がる空気”みたいなのが残ってまして…、担当さんから別名義にするように勧められました。

 

ただP・Nって流行りもあったりするから古臭くなっても嫌だし、中二病みたいなカンジで後になって後悔するのも嫌だから結局本名にすることにしたんですよ。

本名だったらもう後悔も何もどんな結果になろうが諦めつきますからね。

 

僕の本名は「和宏」って書いて「たかひろ」って読みまして、まあそういうのも多少フックになるしいいかなと思ってたんですが、デビュー作の入稿も済んだ後で担当さんから『「和宏」は読めないからひらがな表記にしといた』という報告が……(笑)

 

僕はわりと縁起担ぎとかにこだわる方なのでひらがなにされちゃったのは結構ショックだったんですけど(画数が変わっちゃうから)、入稿された後じゃどうしようもないし何より一介の新人がそんなことで文句を言えるはずもなくそのまま現在に至る……、という流れです。

 

まあ字画もめちゃくちゃ悪いわけじゃないので、これはこれでって言うカンジですね(^_^.)

 

おしまい。

お題「ブログ名・ハンドル名の由来」

熊本ラーメンの日

僕は幼少期を熊本で過ごしたのでラーメンといえば熊本の味が刷り込まれてしまっています。

どのラーメンも好きですが熊本ラーメンはやっぱり格別!

 

しかし、福岡にいると意外と熊本ラーメン食べることって出来ないんですよね。

隣県なのに。

 

僕の知る範囲では福岡市内で熊本ラーメンのお店は1軒しかありません。いや、2軒かな?

それがここ。

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ここ1つの店舗なんだけど味千拉麺と桂花ラーメンの2つが同居してるという不思議な形態のお店なんです。

味千ラーメンは毎月に22日に半額になるので高校生の頃よく通っていました。

この半額システムはどうやら今も続いているようです。

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ちなみに僕が熊本に行った時に必ず食べるのは“大黒ラーメン”or“こむらさき”。

熊本の人に言わせると“こむらさき”はベタ過ぎるらしいんだけど、僕の中では思い出込みで最高のラーメンですね.

ああ、また熊本に遊びに行きたいなー。

 

おしまい。

小市民な日

毎月第2金曜日はフットサルの日…にしたいと思ってます。なるべく。
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運動した後は飲みたくなるんだけど、その前に僕はシャワーも浴びないと気がすまない性分なので帰り道で一杯とはいかないんですよね(^^;;
そもそもちょっと自宅が遠いので車しか交通手段がないってのもあるし。

で、家に帰ってシャワー浴びると
もう外に出るのが面倒くさいっていう……ね。
あと家族の目が冷たいから出づらいっていうのもある。

作家としてこんな小市民的な生活してていいんだろうか、と不安になることはあります(^^;;
もっとこう……、破天荒にしてなくっていいんだろうか、と。
昔、編集さんに『瀬口くんは作家のイヤな部分をもっと表に出したほうがいい』って言われたけど、あの言葉ってちょくちょく思い出すんですよね。

自分で言うのもなんだけど僕、いい人なんで(笑)←自分で自分のことをこんなふうに言うヒトにロクな人はいないってのも言われたコトありますw僕はそうは思わないけど(¬_¬)

さて、チビた石鹸を新しい石鹸に貼り付けてお風呂入ってこよーっと。

おしまい。

メガネの日

今日は通常の原稿に加えて書店さん用の販促イラストも描いてたからバタバタになってしまった。


そういえば朝、道端にこんなものが落ちていたよ。
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メガネ!
僕も何年か前に酔っ払ってメガネを破損&落としてきたことがあるけど、この辺は飲み屋もないし、なんでこんなもの落っことすんだ⁉︎
落とした人困ってないかな…、なんてことは考えるくせにとくに何もせずそのまま立ち去った僕であった…。
 
だって、落とし主が探しにくるかもしれないし、そうだったら落とした場所に置いておくのが一番いいでしょ?
そうでしょ?
 
おしまい。

装丁デザインのはなし

いま放送中のドラマで『重版出来』っていうのがあるじゃないですか。

昨日放送の(多分)5話目で装丁デザイナーさんが出てきてましたけど、多分業界の外の人からしたらマンガの装丁デザイナーさんがどういうことしてるのかってわかりにくい職種だと思うんですよね。

で、タイムリーなことに20日発売予定の僕の単行本をデザインしてくださった方が今回とてもたくさんパターンを出してくださっていたのでちょっとご紹介したいと思います(ちゃんとデザイナーさんの許可も取りました(^^))。

 

イラストはもちろん僕が描いたものですが、それを元にデザイナーさんが下のようにいろんなデザイン案を考えてくださるんですよ。

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みなさんはどれがいいと思いましたか?

デザイナーさんにもいろんなスタイルの方がいらっしゃるので、みんながみんなこんなにパターン出ししてくれるわけでなく、中には『これ以外に考えられない!』と1本に絞り込んでから提案される方もいます。

また編集者によっても今回みたいに僕(マンガ家)に相談してくださる方もいれば、マンガ家には相談することなくデザイナーさんと編集さんの間で決めてしまう方もいます。

ただドラマみたいに書店さんに相談することがあるかどうかはわからないですね(笑)。

 

まれにすごく凝った装丁の単行本を見かけることがあって、ああいうのは事前にマンガ家とデザイナーさんの間で密に打ち合わせをしているんだと思うんですけど、僕に限って言えばデザイナーさんと顔合わせ的なことをしたのは過去に一度だけです。

でも一般的にはあまり顔を合わせることは無いんじゃないかなー。

 

デザインの知識があるマンガ家さんの中には自分でデザインする人もいるらしいです。

そういうのも楽しそうだと思いますけど、やっぱりいざ自分で考えてみるとプロにお任せしたほうがいいものが出来上がるんですよね。

当然ですけど。