瀬口たかひろのBLOG

マンガ家の日々を綴るブログだけど、マンガ成分は少なめかもね

坂の途中の家の感想の日

最近読んだ本です。

坂の途中の家

坂の途中の家

 

 ラジオで紹介されてて面白そうなので読んだんですけど、心理描写がすごく説得力を持って描かれていてグイグイ引き込まれました。

最終的には少々もにょるカンジで終わってしまったんですけど、読んだ後で何か語りたくなる作品てのはすごいな、と素直に思います。

 

で、これ最後は離婚を決意したっていうふうにしかボクには読み取れなかったんだけど実際のところはどうなんですかね。

裁判員になって心を病んで家庭崩壊して、でも主人公本人は“自立したわたし”になって晴れ晴れ!』って、それめっちゃダメパターンじゃん!って思うんだけどもよく考えればこの作者さん「紙の月」も似たような構成だし、そもそも主人公が心を病んじゃったっていうのはボクがそう思っただけで、作者さん的には病んでる描写をしているつもりなんかないのかもしれない。

むしろ真実に目覚めていく過程を描いてるつもりなのかなー。

 

どちらにせよ家族や家庭といったものに対してちょっとした憎悪があるようには感じるんですよね。

その辺がちょっと共感しづらい。

 

こういう本が売れて広く受け入れられるのは悪いことだとは思わないんだけど、世間は共感を持って受け入れてるんだろうか、それともたんに刺激的なエンタメって感じで楽しんでるんだろうかっていうのはちょっと気になりました。

 

↑というようなボクの感想ですが、それに対して『どの口が言ってるんだおまえ』と言いたくなるような本が本日地方でも発売されましたのでよろしくお願いします↓

おしまい。

百合の日

今日は新作のネームがとりあえず1本完成。

で一杯。
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百合という芋焼酎です。

コレも美味い。可愛らしい名前のわりには結構強い味ですけどね。
百合マンガの話題かと思った人すみませんでした。
あ、でも〝ゆりキャン〟のゆりかのイメージのお酒っていったらコレな気がするw
そして今が旬のカツオの塩タタキ。
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塩で食べてもにんにくチップで食べてもワサビでも紅葉おろしでも美味い。
でもアレコレ楽しむほどの量はないw
悩ましいぜ。
このお店は間違いなく美味いのですが閉店が早いのと、満席の時が多いのと、ほんのちょっといいお値段(っても東京だと普通の居酒屋さんくらいw)なのとであんまり頻繁には来れないんですよね。
 
ま、今日はネームできたからいっか。

ヒット祈願の日

昨日は〝ヒミツのイビツ〟発売日でした。

最近は原作付きとかコミカライズが多かったから僕の単体名義での単行本は福岡侍以来……、というと4年ぶりか⁉︎
それはちょっと間が空きすぎたかなあ(^^;;
たまには単体名義で作品を発表しておかないと、原作付きでしか描けない人みたいな印象がついちゃうとイヤだな、とは思ってるんですよね。
それにしても4年はちょっと間を空けすぎた。
ははは。
 
そんなわけでヒット祈願ということでバッティングセンターに行ってきました!(今考えた>ヒット祈願)
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漫画家は背中の筋肉が凝って堅くなるから、ほっとくと身体を捻れなくなります(笑)。
今日は70キロのゆる〜いボールを気持ちよく打ってきました。
それなりにヒットを打てたと言って良いのではなかろうか。
あと少しでホームランなのもあったし。
おかげで今日は背中がなんだかバキバキに筋肉痛だ……。
おしまい。

水谷優子さんの訃報

最近著名人の訃報が多い気がするけど、今日の水谷優子さんのソレにはたいへん驚かされました。
僕にとってはジリオンのアップルとか、シュラトのラクシュとか…大好きな声優さんのひとりです。

今年はじめにあった某社の新年会ではあかほりさとる先生に『ボク水谷優子さんが大好きなんです!』なんて謎のアピールをしたり……。
そんなこと言われたってあかほり先生だって困っちゃうよね(^^;;
でも、いろんなエピソード聞かせてくれて楽しかったな。

漫画賞に応募してた新人の頃、ヒロインに水谷優子って名前つけてた痛い過去もある。

あの頃はマンガとアニメにどっぷりだったから、毎日のように彼女の声を聞いてました。


日本中に僕みたいな気持ちの人がいっぱいいるんだろうな。
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夜はランニング。
福岡タワーとヤフオクドームの灯りが綺麗でした。

ツンの日

今日は原稿あげて一杯。

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僕の好きな〝ツン〟という焼酎。

ツンっていうのは西郷隆盛の飼っていた犬の名前らしいんですけど、まあそんなコトはどうでもいい(笑)。
味はツンって感じではなくわりと芋くさくて甘いです。
 
ここはアビスパサポーターの集まるお店で、今はナビスコ杯の観戦中。
 
で、…負けた。
んー……。 

P・Nの由来

今日はネタがなかったんで“お題スロット”を回したら「ブログ名・ハンドル名の由来」]ってのが出たので、ペンネームについて書こうと思います。

ただ由来もクソもないっていうか本名なんですけどね。

 

成人向けの方ではすでに「まついもとき」っていうP・Nで仕事してたんですけど、当時の一般誌にはまだ“エロと同じ名義で仕事をするのを嫌がる空気”みたいなのが残ってまして…、担当さんから別名義にするように勧められました。

 

ただP・Nって流行りもあったりするから古臭くなっても嫌だし、中二病みたいなカンジで後になって後悔するのも嫌だから結局本名にすることにしたんですよ。

本名だったらもう後悔も何もどんな結果になろうが諦めつきますからね。

 

僕の本名は「和宏」って書いて「たかひろ」って読みまして、まあそういうのも多少フックになるしいいかなと思ってたんですが、デビュー作の入稿も済んだ後で担当さんから『「和宏」は読めないからひらがな表記にしといた』という報告が……(笑)

 

僕はわりと縁起担ぎとかにこだわる方なのでひらがなにされちゃったのは結構ショックだったんですけど(画数が変わっちゃうから)、入稿された後じゃどうしようもないし何より一介の新人がそんなことで文句を言えるはずもなくそのまま現在に至る……、という流れです。

 

まあ字画もめちゃくちゃ悪いわけじゃないので、これはこれでって言うカンジですね(^_^.)

 

おしまい。

お題「ブログ名・ハンドル名の由来」

熊本ラーメンの日

僕は幼少期を熊本で過ごしたのでラーメンといえば熊本の味が刷り込まれてしまっています。

どのラーメンも好きですが熊本ラーメンはやっぱり格別!

 

しかし、福岡にいると意外と熊本ラーメン食べることって出来ないんですよね。

隣県なのに。

 

僕の知る範囲では福岡市内で熊本ラーメンのお店は1軒しかありません。いや、2軒かな?

それがここ。

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ここ1つの店舗なんだけど味千拉麺と桂花ラーメンの2つが同居してるという不思議な形態のお店なんです。

味千ラーメンは毎月に22日に半額になるので高校生の頃よく通っていました。

この半額システムはどうやら今も続いているようです。

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ちなみに僕が熊本に行った時に必ず食べるのは“大黒ラーメン”or“こむらさき”。

熊本の人に言わせると“こむらさき”はベタ過ぎるらしいんだけど、僕の中では思い出込みで最高のラーメンですね.

ああ、また熊本に遊びに行きたいなー。

 

おしまい。